予想は想定とセットで

2022-01-05

予想は必要、想定はもっと必要

相場がどう動くかみなさん必ず予想しますよね?私もそうです!

しかしもっとも大事なのは想定。もっというと両方向への想定だと思っています。

今日はこのことについて自分なりの見解を書いておきます。

予想と想定の違い

「予想」と「想定」の言葉の意味合いってちょっと違いますよね?

予想とは「こうなるだろう」という予測。相場で言うと上がるか下がるか一方向への予想かな?

一方、想定とは「こうなるかもしれない」という不確定な要素を含み、かつ複数のケースを予想しておくことだと思っています。

例えば「想定外」「想定内」という言葉があります。「あれは想定外だった」っていう場合は「こうなるかもしれない」という複数のケースの予想のどれにも当てはまらなかった、ということですよね。

相場でも複数のケースを想定してから取引することをお勧めします。

想定は最低2パターン

しかし複数のケースといっても一体いくつのケースを想定すればいいの?ってなりますよね?

将棋のプロの方のように60手先まで複数パターンを常に描いている、みたいになれればいいのでしょうけど、相場においてはそこまでは必要ないと思います。

あくまで相場に自分を合わせていくほうが重要だからです。

となるといくつなの?ってことになりますが「最低でも上と下の両サイドの2パターン」だと思います。

具体的に書いていきます。

上下の動き両方とも想定

買いでエントリーする場合も売りでエントリーする場合も

どこで利確するか、どこで損切するか、この2パターンを想定してかつ実行に移すことです。

損切は必ず設定する

特に損切ポイントについては最初からストップロスを設定しておくことを強くお勧めします。

損切の重要性については前の記事「損切りは勝利だ!」で解説していますのでぜひ参考にしてください。

利確はゾーンで想定する(私の場合ですが)

利確については私はゾーンで考えています。

なぜならできるだけ利益は伸ばしたいからです。

利確の値を最初から入れておくことはほとんどありません。

想定した利確ゾーンに入ってきたらタイミングを見て利確する、というのがメインです。

もちろん利益を取り損ねた!なんてことは山ほどありますw

ただし忙しくて相場を全く見れそうにないけどポジション持ってる、という場合は利確も指値しておくことがあります。

五分五分の予想でエントリーしない

少なくとも上下両サイドの2パターンを”想定”しておくと、どちらに分がありそうか見えてきやすくなると思います。そしてどちらか一方の方に動く確率が高いと”予想”したらそっち側にエントリーすればいいと思います。

逆にどっちにいくのかわからない、という場合はエントリーしてはいけません。どっちにいくのかわからない=五分五分でエントリーするのはほぼギャンブルです。トータルでは大きく負け越す場合が多くなるでしょう。(以前の私がそうでした(;’∀’)

次回はどこを損切ポイントとし、どこを利確ゾーンとするかについて記事を書きたいと思います。