取引するのはメジャーな銘柄のみ
私は過去に株をはじめ投信、FX、先物、株価指数、仮想通貨など、いろいろな投資を試してきました。そしてたどり着いた結論は、以下の銘柄のみを取引する、というものです。
- FX(外国為替:ドル円、ユーロ円、ユーロドル)
- 株価指数(日経平均、NYダウ)
なぜこういうメジャー銘柄のみに限定投資するのか?
1:情報入手が容易
- 兼業トレーダーの場合、時間が限られます。
- 上記5つのメジャー銘柄はテレビのニュースでも頻繁に価格が報道されており情報も入手しやすいです。
- 普段の会話の中でも出てくるかもしれませんし、仕事の関係上、気にしている人も少なくはないと思います。
2:銘柄数が少ない
- これら5つのメジャー銘柄に限定すると、どの銘柄を取引するのか厳選する時間はゼロになります。
- 例えば日本の株式取引をするならば、多くの上場会社数(3,662社:2019年3月22日時点)の中から厳選する時間が必要になります。
- さらに値動きを日々チェックする必要がありますがメジャー銘柄5つに絞ってるとその時間も極端に短くなります。
- 株式だと私の場合は30銘柄くらいは毎日チェックしていましたし、何か他の良い銘柄はないか?と探し回ったりもしていましたのでその時間も今はなくなっています。
他にも取引時間、公平性、流動性、イベント性などの利点もあります。ここではビギナーの方にわかりやすくするため今回は以下に短文で紹介します。私が考える一番大事なポイントは上に書いた時間を有効に使えるか?です。
3:取引時間
- メジャー銘柄:24時間取引できる。日経平均の指数でさえ24時間取引できる。
- 株式:市場が開いている時のみ。日本だったら9時から15時。夜間取引もあるが参加者少なく流動性(以下)が低く実際は取引できないことが多い。
4:流動性
- メジャー銘柄:参加者が多いため買いたいときに買え、売りたいときに売れる。
- 株式:参加者が少なく売値と買値の幅が大きく開いていることもあり売買したいタイミングがなかなか来ないことがある。
5:公平性
- メジャー銘柄:価格が変動する要因となる情報は一般の人でも比較的入手がしやすい。
- 株式:特定の人しか知らないインサイダー情報で株価が動くことがある。
6:イベント性
- メジャー銘柄:価格が変動する要因となる指標発表が毎月何度かある。特にFX。そのタイミングで起きる値動きを狙うことができる。
- 株式:決算発表は年2回。四半期ベースでも年4回。
ちなみにこれらの銘柄は「買ってから売る」だけでなく「売ってから買う」という差金決済でも利益を生むことができます。株価が下がる一方のような買い方には絶望的なケースの場合、「売りから入って」「ある程度下がったら買う」という取引で利益を生むことができます。これについては次の記事で紹介します。