ドル円・長期チャート(16年間)

2019-03-24

以下のチャートはドル円の過去16年間の値動きを示した月足チャートです。月足とは、一本の棒が一か月間の値動きを示している、というものです。

ご覧のとおり、サブプライムローン問題、リーマンショックから約4年間、ドル円は124円近くから75円近くまで下落しましたが、その後4年弱かけて124円近くに戻ってきていることがわかります。

前回記事で述べた通り、ドル円など主要国同士の通貨ペアの組み合わせの場合、優秀な会社の株のように何十年も上昇方向のみに動くということはほとんどありません。主要国同士の通貨ペアであればなおさらです。

2007年6月から2011年10月にかけて、4年半の下落局面でも、途中は大きく値を戻したりしながら下落に向かっています。つまり売りでも買いでも利益を取るチャンスは存在する、ということがわかると思います。

ちなみにドル円の場合は、
 ■下落=ドルが弱い=円が強い=円高
 ■上昇=ドルが強い=円が弱い=円安
となります。

ちなみに少なくともここ10数年間、世界の景気後退時には円が買われる傾向がありました。円は安全資産とみなされているからです。たとえ日本が不景気でも円は強くなります。(※注意※ 記事作成時2019年と現在2022年ではドル円の環境は大きく変わり”不景気でも円が強い”という時代が終わった可能性が大きくなっております)

ともあれ、景気後退の時は「株安・円高」になることを頭に入れる必要があります。株式相場がどんどん値を下げると、株を持っている人は価格が回復するのを長年かけて待つかもしれませんし、不景気の間にその会社が弱くなり二度と上がってこない株になるかもしれません。

しかしもしも日経株価指数を取引するなら「売りから入る」ことで逆に利益を出しやすくなるとも言えます。長期で株を保有する人にとってはリスクヘッジにもなります。FXが不景気=円高の図式が継続しているのであれば「ドル円」や「ユーロ円」を売れば利益が出しやすくなる、ということになります。

では、どうやって為替や株価指数を売買するのでしょうか?

それはFXの取引所にアカウントを開設すれば取引できるようになります。

私は海外の取引所であるXMTradingをメインで使用、国内の取引所はSBIを使用しています。

国内海外それぞれのメリット・デメリットをよく比較して口座を開設する方がよいと思います。

私は海外取引所のメリットを生かしてXMTradingでの取引がほとんどです。XMTradingを使うのは海外取引所の中でもサーバーの信頼性が圧倒的だと思っているからです。

XMでの口座開設の方法はこちらに解説しています → XM Tradingの口座開設方法

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Posted by TB_Master